ABOUT

MESSAGE
人間が初めて出会う芸術は、
おもちゃである
40年前に紡ぎ出したフィロソフィーは、東京おもちゃ美術館のネーミングに大きな意味を与えています。そのことからもわかるように、「芸術」と「遊び」は当法人にとっては、歴史的にも、具体的な活動実績から見ても、とても親和性が高いものです。
長い歴史の中で人間に生きる勇気と喜びを与え続けてきた「芸術」の意義は、あまりにも偉大です。一方「遊び」は、人類が生んだ最大の財産とも言え、健常児であろうが、病児であろうが、子どもの発育にとって、食事と同じように大切なものです。さらには認知症であろうとも、人生のフィナーレを輝かせるためには、遊ぶ文化は必須です。
「芸術」が持つ普遍的な力を「遊び」に融和させ、「遊び」の魅力を「芸術」と融合させることによって、「芸術」と「遊び」を創造的に掛け合わせ、化学変化を導き出してまいります。
OHTA CHIHIRO
多田 千尋
NPO法人芸術と遊び創造協会 理事長
東京おもちゃ美術館 館長
高齢者アクティビティ開発センター 代表
PROFILE
| 法人名称 | 特定非営利活動法人 芸術と遊び創造協会 |
|---|---|
| 本部所在地 | 東京都新宿区四谷4-20 東京おもちゃ美術館 |
| 役員/理事 | 多田 千尋 (東京おもちゃ美術館 館長/高齢者アクティビティ開発センター 代表)※理事長 馬場 清 (芸術と遊び創造協会 事務局長) ※副理事長 鐙 勉 (社会福祉法人信愛報恩会 常務理事) 稲葉 恭子 (NPO法人青梅こども未来 理事) 大谷 忠 (東京学芸大学 教育学部 教授) 後藤 直人 (東京おもちゃ美術館 おもちゃ学芸員) 二瓶 健次 (東京西徳洲会病院 小児科 顧問) 丸山 智子 (元保育士/夏の芸術教育学校 絵画指導講師) 森 庸祐 (森医院こどもクリニック 院長) 山根 眞知子 (一般社団法人ユニバーサル志縁センター 監事) 善本 眞弓 (東京成徳大学 こども学部 教授) |
| 役員/監事 | 石橋 善一郎 (一般社団法人日本CFO協会 主任研究委員/株式会社常陽銀行 社外取締役) 川瀬 勝久 (東興ジオテック株式会社 特別顧問) |
| 正会員数 | 約3000名 (2022年6月現在) |
| ボランティア数 | 年間のべ約10,000名 |
| 設立 | 1957年 芸術教育研究所設立 2002年 日本グッド・トイ委員会 設立 2005年 高齢者アクティビティ開発センター 設立 2017年 上記3団体が組織統合を行い芸術と遊び創造協会 となる。 |
| 主な受賞歴 | 「ロハスデザイン大賞」コト部門大賞 (2012年) 「READY FOR of the Year」大賞 (2014年) 「日本ファンドレイジング大賞」大賞 (2015年) 「低炭素杯」文部科学大臣賞 (2018年) 「総務省ふるさとづくり大賞」 (2019年) |
| 年次報告 |
OUR HISTORY
1957
芸術教育研究所 設立
小学校教師や保育者とともに、子どもの絵画・工作・遊びを
はじめとする表現教育について実践研究に取り組む。
1984
芸術教育研究所の
付属施設として中野区に
「おもちゃ美術館」設立
赤ちゃんあが玩具で遊ぶ姿を見て、「人間が初めて出会うアートは
おもちゃなのでは」という理念で“美術館”と名付ける。
収蔵品100カ国10万点、グリコのおまけから世界の民俗玩具まで。
“見る・作る・遊ぶ”の3つの機能と共に自宅への貸し出しライブラリー機能が注目を浴びる。
1985
日本グッド・トイ委員会設立
日本初の民間による「グッド・トイ」アワードの選定事業開始おもちゃコンサルタント資格認定講座開始。「おもちゃドクター」の活動を支えるおもちゃ病院連絡協議会(現:日本おもちゃ病院協会)の事務局を設置。
1988
日本福祉文化学会の設立に参画
1996
- おもちゃ病院連絡協議会の設立に参画
- シニアボランティア活動を支援
2001
- 病児の遊び支援活動を都立清瀬小児病院にて開始
- 「おもちゃフォーラム」(現「東京おもちゃまつり」)を開始
2002
- 介護者のための「AptyCare」フォーラム開催
- 「遊びが育てる世代間交流」(黎明書房)発行
2003
日本グッド・トイ委員会 NPO法人格を取得
2005
- 高齢者アクティビティ開発センター設立
- 「アクティビティ ディレクター資格認定セミナー」開始
2006
- 「幼老統合ケア」(黎明書房)発行
2007
おもちゃ美術館、中野から四谷へ移転するため閉館
新宿区立四谷第四小学校、100周年と同時に閉校。その校舎を活かす為に「地域ひろば」の呼びかけで「市民の芸術活動推進委員会」と共に「四谷ひろば」を結成し校舎を再利用する
2008
「東京おもちゃ美術館」開館
- 芸術教育研究所からNPO法人に運営業務移管
- 館内インフラ整備の寄付の仕組みとして「一口館長」制度を開始
- 持続可能な運営のボランティアの仕組みとして「おもちゃ学芸員」制度を開始
2009
- 移動型おもちゃ美術館「グッド・トイキャラバン」本格始動
2010
- 林野庁の「木育」事業を受託開始
- 移動おもちゃ美術館「木育キャラバン」開始
- 「東京おもちゃ美術館」年間入館者数10万人を突破
- 国税庁より認定NPOを取得
2011
- 東京おもちゃ美術館内に「赤ちゃん木育ひろば」を開設
- 東日本大震災 被災地支援「遊び支援隊」を結成
- 200ヵ所以上にプレイコーナー寄贈&広場を開催
2012
- 新宿御苑で「森のおもちゃ美術館」開始(ロハスデザイン大賞 新宿御苑展内)
- 「東京おもちゃ美術館の挑戦」発刊
2013
- 沖縄県国頭村「やんばる森のおもちゃ美術館」を開館
- 「世界おもちゃサミット」を早稲田大学国際会議場で開催
2014
- 「木育サミット」初開催
- ロシア国立玩具博物館と姉妹館協定を調印
- 難病児向けの東京おもちゃ美術館 貸切り事業「スマイルデイ」開始
2016
- ミャンマー学び支援「BOOK&TOYライブラリー100」開始
(協働先:NPO法人ブリッジエーシアジャパン)
2017
3つの組織が統合し、「NPO法人 芸術と遊び創造協会」となる
- 組織統合。「日本グッド・トイ委員会」「芸術教育研究所」「高齢者アクティビティ開発センター」の3つの組織が統合し、「NPO法人 芸術と遊び創造協会」となる。
- 「日本伝承遊び辞典」発刊
文化芸術の充実した高齢者福祉施設の認定制度「アクティビティ・ケア宣言施設」開始
2018
- ドイツ・ニュルンベルグ国際玩具見本市に出展
- 「長門おもちゃ美術館」を山口県長門市が設立
- 「鳥海山木のおもちゃ美術館」を秋田県由利本荘市が設立
- 受賞玩具表彰式「グッド・トイフォーラム」開始
- Webマガジン「good us」創刊
- ミャンマーにて移動型おもちゃ美術館「JAPAN TOY MUSEUM」開始
2019
- ドイツ・ニュルンベルグ国際玩具見本市に出展
- 会員の専門性と自主性を活かした芸術と遊び活動サポートプログラム開始
- 香港の幼児教育施設への専門家派遣の開始(連携:日本兒童教育專業協會)
- 難病児のための遊びセット「あそびのむし」開発事業開始(共同事業:日本財団)
- 子ども食堂の世代間交流化を目指す「食べる・遊ぶ・笑う こども食堂」開始
(協働:全国こども食堂支援センターむすびえ) - 日本伝統文化の家元が集結する「Gift For Children」東京おもちゃ美術館にて開催
(協力:日本文化継承者協会)
2020
- 熊本豪雨の被災園に玩具を寄贈
- 「グッド・トイ」部門賞設立。初年度は「おうち遊び賞」など。
- 保育士向け大型研修「夏の芸術教育学校」オンライン版を開始
- 「東京おもちゃ美術館」3カ月の休館。緊急支援を募る
- オンラインで交流をする「おもちゃゼミナール」開始
- 一斉休校下での遊び支援「3分でわかるおうち遊び」動画を100本公開
- 「花巻おもちゃ美術館」を小友木材店(岩手県)が設立
- 徳島支部 設立
2021
- 「東京おもちゃ美術館」2カ月の休館
- 「木育サミット」4回連続LIVE配信
- 「焼津おもちゃ美術館」静岡県焼津市が設立
- 「徳島木のおもちゃ美術館」を徳島県が設立
- 「檜原森のおもちゃ美術館」を東京都檜原村が設立